女性だけの大会サーキット“ガールズサーキット”で見かけたピンクの可愛らしいブース。
立ち寄ってみると、そこは乳がんについて知る、乳がんの早期発見を呼びかけるピンクリボン活動のブースでした。
この活動を個人で進めるサーファーの“Rico”さん。自身が早期発見で乳がんを克服した経験を多くの女性に海で伝えています。
なぜ海で活動するのか?
Ricoさんの思いをSirena Magazineでお伝えさせて頂きます。
Sirenaたちが大好きな海でずっと笑顔でいれますように☆
Sirena Magazineもピンクリボン活動を推進していきたいと思います。
~大好きな海でピンクリボン活動をするRicoさんのお話~
ピンクリボン活動を始めた流れをお話します。
私自身が乳がん罹患者となったことで大好きな海で大好きなサーフィンを通じてビーチでピンクリボン活動を始めました。
最初は「何でビーチでピンクリボン?」と思われたりもしていました。
ですが、乳がんは近年増加しており、若い乳がん罹患者も増えていますので幅広い年齢層に乳がんを知ってもらいたい、海に居るとリラックス出来るので構えず、「自分の身体と向き合う時間を」という願いからビーチで活動しています。
「街だと立ち寄り難いけど海だと抵抗なく立ち寄れます」との声をたくさん頂いて、改めて海の癒しのパワーを感じ活動しています。
最近では母娘、パートナーとご一緒、男性のみなどで立ち寄られ、みんなで知ろうとしている気持ちを凄く感じます。
私は初めて受けた乳がん検診で癌が見つかりました。
幸い早期でシコリになる前の乳がんでしたが手術と放射線治療をしました。
手術後は1ヶ月休職していて、考えていたことは「サーフィン復帰できるのだろうか」。
うつ伏せになるだけで術部が痛み、リンパ節に転移していないか調べる検査でリンパ節の一部を切っているので脇の下の痺れや肩を動かすことで更に増す術部の痛み。
でも!サーフィンしたい!と諦めきれず、ストレッチや筋トレなどを痛くても始めて、術後1ヶ月で海に戻れました。
戻った後に思ったことは大会にエントリーしてみたい!と調べていたらガールズサーキットに辿り着きました。
ちょうどガールズサーキットのエントリー受付していて、放射線治療中でしたがアロハガールカップにエントリーしました。
その後BeachGirlsClub CUPにもエントリーしたことで岡部亜紀プロと出会い、ガールズサーキットでのピンクリボン活動へと繋がりました。
【これまでのピンクリボン活動】
2013年…乳がん手術・放射線治療・ホルモン療法、ガールズサーキット湘南大会・千葉大会にエントリー
2014年…ガールズサーキット千葉大会で初めてのピンクリボン活動
2015年…ガールズサーキット千葉大会でピンクリボン活動
2016年…ガールズサーキット千葉大会・湘南大会でピンクリボン活動
2017年…ガールズサーキット千葉大会・愛知大会・湘南大会・静波ガールズコンテストでピンクリボン活動
個人の活動ですので活動を知って頂くことが続けることへと繋がります。
早期発見や今の自分の身体を知ることの大切さ、海に居て自分の身体に素直になれる瞬間を感じる大切さ。
これからも伝えて行きたいと思ってますので宜しくお願い致します。
【乳がんになってから綴ってるRicoさんのblog】
Ricoさんのピンクリボン活動は10月7日(日)(予備日10月14日)に湘南・辻堂で開催の「アロハガールカップ」でもブースを出展することになっていますので、ぜひ立ち寄ってみて下さいね☆