北海道胆振東部地震から1ヶ月〜北海道のSirenaブロガーの英子さんより

北海道のメジャーポイントの浜厚真海岸

北海道では観測史上初めての震度7を記録した胆振東部地震から1ヶ月が経ちました。

厚真町の一部の地域ではまだ断水が続いていたり、災害ゴミの廃棄などの問題はありますが、道路も徐々に復旧され日常を取り戻しつつあるそうです。

浜厚真から車で10分ほどの上厚真町に住むサーファーの友人から地震が起きた時の状況を聞くと、
地震の揺れは家が下から突き上げられ縦にバウンドしている状態で、実際は20秒ほどの揺れが1分以上に感じたとのこと。
今までに体感したことのない揺れで恐怖からすぐには動けなかったと言っていました。

そして、地震だけではなく道民を最も不安にさせたのが地震直後からの約2日間にわたる北海道全域での停電でした。

地震が起きた時間は午前3時頃。
数時間で朝日が昇り、外に出るとほとんどの信号機は消え、電気のついていないコンビニには早朝6時にもかかわらず買い物を待つ人たちの行列。
ずっと北海道に住んでいて見たことのない景色でした。

北海道は台風が北上してくるとともに温帯低気圧に変わったり、強い勢力を持ったまま通過することも少なく、自然災害が他の地域に比べて少いです。
その為、災害への備えや知識のなさを思い知らされた人も多かったんじゃないかと思います。

オール電化の家じゃなくても
北海道の家に必ずあるストーブの点火は殆どが電気。
真冬じゃなくて9月で良かった。
真冬だったらどうなっていたんだろう?
誰もが思ったことだと思います。
停電によって命を落とした人もいただろうと。

自然災害によってライフラインが止まってしまうことは、便利な生活に慣れた私たちをあっという間にパニックに陥れてしまう。
道民にとっては初めての経験でした。
サーファーはキャンプ生活などでライフラインがないことに多少慣れているかもしれないけど、それでも地震直後は1週間停電するなどの情報も飛び交い、準備と覚悟が必要でした。

ライフラインの復旧後は、札幌や苫小牧から沢山のサーファーたちも厚真町へ炊き出しや災害の後片付けにボランティアで参加していたようです。

 

サーファーたちが水を運ぶためのポリタンクを集めた

 

Nozomiちゃんはチャリティーヨガを開催(https://nozominanba.wordpress.com )。

Nozomiちゃんのチャリティーヨガ

 

私は不甲斐なく自分の周りのことだけで手一杯。
ボランティアにもチャリティーヨガにも参加できず、長年お世話になっている厚真町にこれから恩返しが出来ればと思います。

災害が起きてもパニックにならずにいる為には、数日分の保存食と水、懐中電灯やガスコンロなどを準備しておくこと、またそれをどこに置いておくか、そして携帯が繋がらなくなったときの為の家族との安否確認の方法を決めておくことなど。

災害はいつ起こるかわからないからこそ、起きてしまったときにどう対応していくか日頃からの備えが大切。

日本だけでなく世界中で自然の動きが変わってきている今、もっと1人1人が自然の声を聴き、理解していくことで、何か起きたときの最良の判断や勘が身についていくのではないかと思う。

海をこよなく愛する私たちは、
海を通して自然が牙をむくときの恐ろしさと自然が私たちに与えてくれる喜びや癒しを教えてもらってきた。
北海道のサーファーたちが震災直後にボランティアで率先して動けたのも自然とともに過ごしてきた経験の賜物なんだと思う。

道産子サーファーに敬意を込めて…

 

【平成30年北海道胆振東部地震への義援金】
http://www.town.atsuma.lg.jp/office/news/emergency/14342/