『春』

 

せっかく出逢えた仲間とお別れするのはやっぱり寂しいもの。

だけど

それぞれ新しい家族の形に変化していく事は

前に進んでいるからだと思うと

寂しさよりも

また逢える日までの時間が待ち遠しくなります。

サーフィンを続けていれば

ご縁があれば

またいつか何処かの海で逢えるから。

仲間とのお別れは

数々の波をシェアした想い出が宝物に変わる時。

 

 

離島で移住者の多い島だからこその別れの形があるなと感じています。

汽笛が鳴って船がゆっくり動き出す

あの時、

今まで過ごした思い出と

彼らへの親しみと愛の気持ちが込み上げて

涙が溢れるんですよね。

3月は新しい門出の月。

時間は誰もが平等に過ぎていて、

そんな一方島では田植えが始まる季節です。

日本で一番早くお米が収穫される最南端の島。

 

 

春は自然が目を覚まして動き出す季節

自然がすぐそこにある私の環境では

長命草やよもぎの新芽がにょきにょき顔を出し

自然の恵みとして私たちのエネルギー源になります。

 

 

今年の春は雨の日が多く晴れ間が待ち遠しかったなぁ。

雨がやめば、春を収穫し

カラッとした風と暖かな太陽の陽射しを借りて春の恵みを乾かしたり

梅雨までにやる事はたくさん。

合間を見てサーフィンしたり

波のない時は友達とおしゃべりしたり。

日々心のスペースを作りながら毎日が楽しく過ぎていくこの春

春は一年の中で一番過ごしやすい季節です

種子島では、先日全国ニュースにもなった小型船の転覆事故がありました。

種子島はコミュネティーが狭い分、直接知らなくても、知り合いの近しい人に繋がる事はよくある事。だから、決して他人事の事故ではなく親族の方々を含め事故に遭われた方の近しい方々の心中を想うと、言葉に出来ない、やりきれない気持ちになり、私も無力だと分かっていても家でじっとして居られず海を見下ろせる場所に向かい双眼鏡を持ってソワソワしていました。

海という自然の力は、判断ひとつ掛け違えてしてしまうと『命』に関わる事態になると言う事を、あの日は海が語っているようでした。

ひとつひとつの判断の油断がないよう

海を愛し、海と共に生きる私たちも同じなんだと考えさせられる事故でした。

まだ、事故に遭われた方は見つかっていません。

どうか一日も早く見つかって、最悪の事態にはなって居ない事を心から願っています。

 

 


Mika Terasaka

北海道出身、種子島移住5年目のMIKAです☺︎
まだまだ種子島の土地を語るのも、波も語るのも早いと思いますが、私の目線で見える事感じる事を伝えていけたらな…と思っています。

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